Musicadentro

増刊号1 (Pooh 特集)

Pooh の簡単なディスコグラフィーを作ってみました。オリジナルアルバムは網羅していますが、ベスト盤やコンピレーションアルバムまでは完全には手が回らないので、自分がCDで持っているもののみの掲載となります。リリース年はオリジナル盤の版権の登録年で、レーベル名およびレコード番号はすべてイタリア盤のものです。新譜が出たら随時更新します。

(10/02/2008 現在)

アルバム・カバー

アルバム・タイトル (リリース年) レーベル名, レコード番号.

Pooh-01

Per quelli come noi (1966) Dischi Ricordi, CDOR 9337.

記念すべき Pooh のファーストアルバム。Valerio Negrini (ds), Roby Facchinetti (key), Riccardo Fogli (b), Mauro Bertoli (g), Mario Goretti (g) の5人編成で、現在も在籍しているのは Roby のみとなっています。基本的にビートポップで、カバー曲も多数収録していますが、メロディに Pooh らしさの萌芽を聴くことができます。

Pooh-02

Contrasto (1969) On Sale Music, 52 OSM 028.

幻の2ndアルバム。発売直後に回収されたために市場にほとんど出回っていなかった物のCD再発盤(1998年リリース)。メンバーは Mauro が抜けて4人編成となっています。初期のヒット曲の "Piccola Katy" や "In silenzio" 収録。CD化に際して初期のシングル曲を追加収録しています。

Pooh-03

Memorie (1969) Dischi Ricordi, CDOR 9338.

Vedette レーベル最後のアルバム。メンバーは Mario に替わって現在のメンバーである Dody Battaglia (g) が加入しています。オーケストラをバックに配した曲のメロディには後の "Opera prima" 以降を予感させるものがあります。ヒット曲 "Mary Ann" "Waterloo '70" ほか収録。

Pooh-04

Mary Ann (1990) Vedette Records, CDVRB 59.

Vedette レーベル時代のヒット曲を集めたベスト盤。オリジナルアルバム未収録曲 "Buonanotte Penny" "I cinque orsacchiotti" "Otto rampe di scale" 収録。

Pooh-4+1

Collage Beat (2002) On Sale Music, 52 OSM 047.

Vedette レーベル時代の音源を集めたコンピレーション・アルバム。"Mary Ann" やアルバム未収シングル曲 "Goobye madama Butterfly" など6曲のシングル・バージョンと初出となる5曲の未発表曲を含む全18曲収録。パッケージはデジパック仕様となっています。

Pooh-05

Opera prima (1971) CGD, 9031 70515-2.

当時の CBS Sugar レーベルに移籍して、プロデュース Giancarlo Lucariello、 アレンジ Franco Monaldi の最強の布陣の下での第1作。オーケストラを効果的に配したバロック調のアレンジが印象的です。大ヒット曲 "Pensiero" "Tanta voglia di lei" 収録。(国内盤紙ジャケCDあり「オペラ・プリマ」)

Pooh-06

Alessandra (1972) CGD, 9031 70502-2.

リーダーである Valerio が作詞に専念するために脱退し、現在のメンバーである Stefano D'Orazio (ds) が加入した最初のアルバム。ジャケットの写真は Roby の子供で、アルバムタイトルも女の子の名前から採られています。いわゆるラブロックの金字塔的アルバムで、オーケストラアレンジとコーラスワークのコラボレーションは後の同系統のバンドに多大な影響を与えました。(国内盤紙ジャケCDあり「ミラノの映像」)

Pooh-07

Parsifal (1973) CGD, 9031 70517-2.

メインヴォーカルをとっていた Riccardo が脱退して現在のメンバーである Red Canzian (b) が加入し、現体制のメンバーが勢揃いした最初のアルバム。ワーグナーの歌劇「パルシファル」を基にした一大叙事詩のコンセプトアルバムとなっており、プログレファンには最もアピールするであろう作風になっています。ハイライトは10分を越えるタイトル曲 "Parsifal" で、ラストでは Dody のギターソロが炸裂します。(国内盤紙ジャケCDあり「パルシファル」)

Pooh-7+1

1971-1974 (1975) CGD, 9031 70498-2.

CBS-Sugar 時代の "Opera prima" から "Parsifal" 期までのベスト・アルバム。オリジナル・アルバム未収シングル曲 "Per te qualcosa ancora" "Se sai, se puoi, se vuoi" "E vorrei" や "Tutto alle tre" の英語バージョン "The suitcase" 収録。CD化に際し、ジャケットデザインがLP発売時のものとは変更になっています。

Pooh-08

Un po' del nostro tempo migliore (1975) CGD, 9031 70523-2.

Pooh の作品中最もロマンティックな曲想を携えたトータルアルバム。ジャケットにあるセピア色のデザインのイメージをそのまま具現化したような曲調はメランコリックですらあります。バンドとしての演奏水準も非常に高く、オーケストラと一体となって最も美しいラブロックアルバムの1つとなっています。(国内盤紙ジャケCDあり「ロマン組曲」)

Pooh-09

Forse ancora poesia (1975) CGD, 9031 70509-2.

プロデューサー Giancarlo Lucariello と組んだ最後のアルバム。前作から一転して小品集となっています。しかしながら、非常に美しい曲が多く、オーケストラを効果的に配した"Cara bellissima" や初の英詞曲 "Wild track"、インストの "Quinta Stagione" "Forse ancora poesia" など聞きどころいっぱいです。(国内盤紙ジャケCDあり「ミラノの騎士」)

Pooh-10

Poohlover (1976) CGD, 9031 70518-2.

プロデューサー Giancarlo Lucariello の手を離れ、初のセルフプロデュースとなるアルバム(アレンジは Franco Monardi)。オーケストラの導入は控え目となり、バンドの演奏に重点が置かれたアレンジとなっています。曲調は比較的地味ですが、空間処理が巧みで魅力的なアルバムに仕上がっています。ヒット曲 "Linda" やライブでの定番曲 "Pierre" 神秘的な "Padre del fuoco, padre del tuono, padre del nulla" 収録。(国内盤紙ジャケCDあり「プーラヴァー」)

Pooh-11

Rotolando respirando (1977) CGD, 9031 70519-2.

CBS Sugar レーベルが外資系の CBS と国内資本の CGD に分離したために、CGD レーベルに移籍した最初のアルバム。現在のスタイルの基礎を作り上げた作品で、しっかりした演奏と巧みなコーラスワークで突き抜けるような明るい楽曲を盛り上げる作風が確立しています。後のアメリカ進出盤 "Hurricane" にもこのアルバムから5曲が収録されているように楽曲の完成度も高いです。ライブのエンディングテーマとして使われている "Ancora tra un anno" 収録。(国内盤紙ジャケCDあり「ロマンの誕生」)

Pooh-12

Boomerang (1978) CGD, 9031 70507-2.

"Viva" "... Stop" と続く3部作の第一作。ウェストコースト風の作風ながら、Pooh 独特のアレンジとヴォーカルアンサンブルが際立つ作品となっています。コンサート開始までのドキュメント風の "Pronto, buongiorno e' la sveglia" や日本でもシングルが発売された "Cercami"、PFM に匹敵するような構成の "Il ragazzo del cielo" 収録。(国内盤紙ジャケCDあり「ブーメラン」)

Pooh-13

Viva (1979) CGD, 9031 70524-2.

ディスコビートの上を地中海メロディが乗る意欲作。軽快な "Io sono vivo" "Rubiamo un'isola" やアコースティックギターが印象的な "Cosi' ti vorrei" など曲の出来もいいです。。ハイライトは巧みなヴォーカルアンサンブルと各楽器の輪郭がはっきりした演奏が見事に融合した "L'ultima notte di caccia" とそれに続くインスト曲 "Viva" への流れでしょう。(国内盤紙ジャケCDあり「ヴィーヴァ」)

Pooh-14

Hurricane (1980) CGD, 9031 70512-2.

Teddy Randazzo プロデュースのアメリカ本格進出のための英語バージョン。"Poolover" から2曲、"Rotolando Respirando" から5曲、"Boomerang" から2曲が収録されおり、すべてリアレンジされており、原曲のイメージを大幅に覆すものもあります。CD化に際し、日本盤LPに収録されていたディスコ風大作 "Love attack" は未収録。(国内盤紙ジャケCDあり「ハリケーン」)

Pooh-15

... Stop (1980) CGD, 9031 70520-2.

いわゆる3部作の最終アルバム。独特のアンサンブルは頂点を極めており、表面的なポップ色からは想像もつかないほど複雑なアレンジが施されています。特に Dody のギターワークは素晴らしく、派手なソロを弾かずにここまで存在感を示しているのは見事としかいいようがありません。エレガントな "Vienna"、ヒットシングル "Cantero' per te"、プログレハード風の "Inca" 収録。マストアイテムの1つで、最初の1枚に最適。(国内盤紙ジャケCDあり「Stop... 時よ止まれ」)

Pooh-15+1

1978-1981 (1981) CGD, 9031 70500-2.

1978年の "Boomerang" から1980年の "Stop" までのいわゆる3部作を中心としたベスト・アルバム。オリジナル・アルバム未収シングル曲 "Giorno per giorno" "Sei tua, sei mia" が収録されています。CD化に際し、ジャケットデザインがLP発売時のものとは変更になっています。

Pooh-16

Buona fortuna (1981) CGD, 9031 70508-2.

Pink Floyd のエンジニア Brian Humphries を迎えた作品。この時期、Red のベースはほとんどメロディ楽器のようで、まるで Gentle Giant のようです。アップテンポのタイトル曲 "Buona fortuna" やバンドの自伝的な "Banda nel vento"、「誰が音楽を止められる」と力強く歌われる "Chi fermera' la musica" 収録。(国内盤紙ジャケCDあり「美しい幻想」)

Pooh-17

Palasport (1982) CGD east west, 0630 15588-2.

Pooh 史上初の2枚組ライブアルバム。CD化に際してはじめは曲数を削り曲順を入れ換えた1枚物としてリリースされたのですが、現在は2枚組完全盤で再リリースされています。'80年前後の代表曲の大多数を収録しています。大作 "Parsifal" のライブバージョンや、"Banda nel vento" に導かれる初期のヒット曲のメドレー、アルバム未発表曲 "Siamo tutti come noi" "Canzone per l'inverno" 収録。(国内盤紙ジャケCDあり「パラスポルト イ・プー・ライブ」)

Pooh-18

Tropico del nord (1983) CGD, 9031 70521-2.

当時の最新機材フェアライトを大胆に導入した作品。カリブのスタジオで録音されたことも話題になりました。。世界歌謡祭の来日記念盤として国内盤も出ました。その世界歌謡祭参加曲 "Passaporto per le stelle" やリリカルな大作 "Grandi speranze"、アカペラの "Solo voce" 収録。CD化に際してアルバム未収録曲 "Colazione a New York" を追加収録しています。(国内盤紙ジャケCDあり「北回帰線〜星へのパスポート」)

Pooh-19

Aloha (1984) CGD, 9031 70503-2.

ハワイで録音された、日本盤が発売された最後のアルバム。タイトルにあるような南国ムードはほとんどなく、ハードなポップナンバーが続きます。スピーディな "Stella del sud" やバラードの "La mia donnna"、リリカルな "Il giorno prima"収録。CD化に際してアルバム未収録曲 "Canzone per Lilli" を追加収録しています。(国内盤紙ジャケCDあり「アロハ」)

Pooh-20

I nostri anni senza fiato (1973/1984) CGD, 9031 70504-2.

LP時代の2枚組ベストアルバム "1981-1984" の Disc 2 を単独でCD化したもの。ほとんどがオリジナルアルバム未収録曲で、テレビ番組のテーマ曲なども収録されています。インストの "Odissey" や "Fantastic Fly"、"Parsifal" 当時のシングル曲 "Inutili memorie" "Lettera da Marienbad"、ポップなナンバー "Non siamo in pericolo"、John Lennon の "Happy Christmas" ほか収録。

Pooh-21

Asia non asia (1985) CGD, 9031 70506-2.

オリエンタルムード溢れる異色作。ディジタルキーボードを多用し、エレクトリックドラムまで導入しているが、なぜか曲調はオリエンタル指向になっています。Dody が久しぶりにギターを弾きまくっているのも特徴の1つになっており、アレンジ的にも面白いものがあります。ハードなポップナンバー "Se nasco un'altra volta" や 東洋風フレーズまで飛び出す "Per noi che partiamo" 収録。CD化に際してアルバム未収録曲 "In altre parole" を追加収録しています。(国内盤紙ジャケCDあり「アジア・ノン・アジア」)

Pooh-22

Giorni infiniti (1986) CGD, 9031 70510-2.

デビュー20周年を記念するオリジナルアルバム。当時の世相を反映してか、幾分AOR色が強く曲によってはサックスがゲスト参加しています。全体的にリラックスした作風になっており、アレンジも一時のように凝ったものではなくなっていますが、メロディの良さは相変わらずです。ハードなオープニングナンバー "Giorni infiniti"、Red のフレットレスベースが印象的な "Terry B." 収録。(国内盤紙ジャケCDあり「果てしない夢路」)

Pooh-23

Goodbye (1987) CGD, 9031 70511-2.

LP3枚組(CDでは2枚組)のライブアルバム。当時、タイトルから解散ではとの推測を生んだ曰く付きの作品(実は単に前作のラスト曲のタイトル)。サックスとフルートがゲストで参加しており、非常にリラックスした内容となっています。'80年代の曲を中心に、初期のヒット曲のメドレーを含む全40曲にはあまりライブではやらないインスト曲 "Risveglio" や "La gabbia" なども取り上げられています。(国内盤仕様CDあり 「グットバイ 〜イ・プー・ライブ」)

Pooh-24

Il colore dei pensieri (1987) CGD, 9031 70513-2.

Pooh 流AOR路線が極まった一作。色彩豊かなジャケットアートも美しく、作品に華を添えています。前作に引き続きサックスがゲスト参加していますが、イージーな感じがまるでなく、アレンジの妙が冴え渡っています。この時期の作品は曲毎に異なるヴォーカルアンサンブルのバリエーションを堪能でき、安定した演奏と相まってクオリティの高い作品に仕上がっています。ハードなイントロが印象的な "Per te domani"、タイトルがいかにもといった "Santa Lucia" 収録。(国内盤仕様CDあり 「思慮深き色彩」)

Pooh-25

Oasi (1988) CGD, 9031 70514-2.

ディジタル機材をふんだんに使用しながら、アナログ感覚を見事に再現した元気一杯のポップアルバム。前2作のAOR路線から一転して、"Buona fortuna" の頃のようなきらびやかで力強いポップスを演奏しています。アレンジも一時に比べ複雑化しており、ヴォーカルアンサンブルも極まっています。Dody のヴォーカルが美しい "Che vuoi che sia"、Stefano がリードをとる "La ragazza con gli occhi di sole"、Red のヴォーカルが冴える "Linea Calda" 収録。(国内盤仕様CDあり 「オアシ(オアシスの幻影)」)

Pooh-26

Uomini soli (1990) 9031 71085-2.

Pooh 史上初となるサンレモ音楽祭参加曲(当然のように優勝しました) "Uomini soli" を含むアルバム。そのタイトル曲は、静かなイントロから各メンバーが歌い回していくいかにも Pooh らしい曲で、Dody のアコースティックギターも印象的です。また、Dody が魅力的なギターソロを弾きながら歌う "L'altra donna" も感動的です。ラストの "Tu vivrai" ではゲストヴォーカルで Eros Ramazzotti, Enrico Ruggeri, RAF, Umberto Tozzi が参加しています。(国内盤仕様CDあり 「孤独な人々」)

Pooh-27

Il cielo e' blu sopra le nuvole (1992) CGD, 4509 90400 2.

前作と同じようなアルバム構成を持った作品。オープニングのタイトル曲はまるで "Uomini soli" と対であるような構成になっています。シンフォニックなアレンジのポップナンバー "Balliamo balliamo" やスパニッシュ風ギターとアコーディオンが印象的な "Maria marea" など意欲的なアレンジを施した楽曲が続きます。ラストの "In italia si puo'" はテレビの子供番組のテーマ曲のようなかわいい曲です。(国内盤仕様CDあり 「紺碧の空」)

Pooh-28

Musicadentro (1994) CGD, 4509 97309-2.

いきなりハードなギターのイントロで始まる "Le canzoni di domani" で幕を開ける作品。金属性の缶容器に収められているのも特徴の1つになっています。全体的に Dody のギタープレイのバリエーションを堪能できる作品になっており、彼の演奏技術の懐の深さを伺い知ることができます。ヒットシングル "Tu dove sei" や Pooh 流ゴスペル "E non serve che sia natale" 収録。(国内盤仕様CDあり 「ムジカデントロ」)

Pooh-29

Buonanotte ai suonatori (1995) CGD east west, 0630 10371-2.

1994年7月から1995年2月まで行なわれたツアーの模様を収めた2枚組ライブアルバム。1枚目の前半にはアコースティックライブの模様が収録されており、彼らの楽曲がシンプルなアレンジにも十分堪えられるクオリティを持っていることを改めて確認することができます。1枚目のラスト "E non serve che sia natale" はヴァチカン市国でのオーケストラと混声合唱団を従えてのコンサートからの音源です。また、大曲である "Parsifal" のライブヴァージョンが再び収められています。2枚目のラスト "Buonanotte ai suonatori" はスタジオ録音による新曲です。(国内盤仕様CDあり 「ロマン夜話 〜イ・プー・ライブ」)

Pooh Book (1995) CGD east west, 0630 13095-2.

30周年を記念した6枚組ボックスセット。1993年にVedette レーベル時代の1枚目(1966-1970)と完結していなかった6枚目(1991-1995) を除いた4枚組で発売されていたものの完全盤です。1枚目は Vedette 時代の曲を現メンバーで再録したもので、後に "Un minuto prima dell' alba" として発売されています。オリジナルアルバム未収録曲が多数収録されており、2枚目(1971-1975) には5曲、3枚目(1976-1980)と4枚目(1981-1985)には各3曲、5枚目(1986-1990)には2曲が収録されており、その他バージョン違いなども含まれているため、資料性も高いです。写真を満載したブックレット付属。この作品から日本向けに16曲をピックアップし、1枚ものとして国内盤もリリースされています(タイトル: 浪漫大全)。

Pooh-31

Amici per sempre (1996) CGD east west, 0630 15818-2.

Pooh 独特のヴォーカルアンサンブルのバリエーションと Dody の多彩なギタープレイが堪能できる作品。乗りのいいオープニングナンバー "Amici per sempre" に始まり、エフェクトのかかった Dody のギターワークが印象的な "Fammi fermare il tempo"、Pooh 流ゴスペル "C'e' bisogno di un piccolo aiuto" など曲も粒揃いです。Windows および Macintosh で動作するCD-ROMトラック付きのエンハンスドCD仕様。(国内盤仕様CDあり 「永遠の友達」)

Pooh-32

The best of Pooh (1997) CGD east west, 3984 21569-2.

新曲2曲を含む2枚組ベストアルバム。新曲である "Brava la vita" と "Non lasciarmi mai piu'" を1曲目とラストに配し、全30曲のうち11曲にリミックスが施されています。代表的なヒット曲はおおむね入っているので、入門用に最適。リーフレットにはCGD時代のオリジナルアルバムデザインが全て掲載されています。

Pooh-33

Un minuto prima dell' alba (1999) CGD east west, 3984 26273-2.

25周年の2枚組ベストアルバムと30周年の6枚組 "Pooh Book" の際に現メンバーで再録された'60年代のヒット曲の数々を1枚にまとめたアルバム。要するに "Pooh Book" の Disc 1 をジャケットを付けてバラで再発したものです。当時のメンバーとは大幅に異なるので、アレンジを含め印象が違っている曲も多く、オリジナルアルバムを持っている人にもお勧めです。

Pooh-34

Un posto felice (1999) CGD east west, 3984 27171-2.

意味深なジャケットに包まれた2年半ぶりのオリジナルアルバム。前2作 (Musicadentro, Amici per sempre) とはまた異なったアルバム構成を持った作品となっています。。1曲目とラストナンバーを除くとメンバーの一人がリードヴォーカルを取り、他のメンバーがコーラスを付けるタイプの曲がほとんどとなっており、各人のヴォーカルスタイルの違いが楽しめます。また、今作でも Dody のギターワークのバリエーションを堪能することが出来ます。アップテンポの "Dimmi di si" や感動的なラストの "20,000 leghe sopra i cieli" など聞き所満載。(国内盤仕様CDあり 「幸福の場所」)

Pooh-35

Cento di queste vite (2000) CGD east west, 857384532-2.

前作から1年半というハイペースでリリースされたアルバム。今回は前作以上に彼ら特有のヴォーカルアンサンブルのバリエーションと Dody の多彩なギタープレイを堪能できます。ありふれていそうで実は彼らにしかできないオリジナリティ溢れるエバーグリーンな楽曲が連なっており、まさに彼らにとっての2000年代の幕開けにふさわしい傑作に仕上がっています。畳みかける展開の "Un grande amore", Red のフレットレスベースが印象的な "Padre a vent'anni", Dody によるアコースティックギターが冴え渡る "Buona fortuna e buon viaggio", 2部構成で叙情的な "Puoi sentirmi ancora" など曲も粒ぞろいです。(国内盤仕様CDあり 「生命の歓喜」)

Pooh-36

Best of the best (2001) CGD east west, 092741990 2 (doppio), 092741989 2 (unico).

新曲3曲を含むベストアルバムで、34曲収録の2枚組限定盤と18曲収録の1枚にまとめられたものの2種類がリリースされています(ジャケ写は2枚組のもの)。最新シングル曲 "Portami via" を冒頭に、中間部とラストに新曲 "E arriv tu" と "Figli" を配し、あとはほぼ年代順にヒットシングル中心の選曲がなされています。'90年以前の曲はリミックスを施されたものの多く、オリジナル・アルバム未収シングルの "Non siamo in pericolo" がリミックス・バージョンで収録されているのがうれしいです。また、2枚組の方にはオリジナル・アルバム未収録曲で "The best of Pooh" のみに収録されていた "Non lasciarmi mai piu'" が収録されていてお得です。

Pooh-37

Pinocchio (2002) CGD east west, 5050466-0050-2-1.

2003年2月から Milano で公演が始まるオリジナル・ミュージカルのサウンド・トラックとしてリリースされたアルバム。先行シングルにもなった Pooh らしいヴォーカル・アンサンブルが楽しめる軽快なナンバー "Il paese dei balocchi" 及び "Best of the best" にも収録されていた壮大なシンフォ・バラード "Figli" を含む全12曲入りです。サントラということもあり、ストリングスやバックヴォーカルも大々的にフィーチャーされており、通常のアルバムとは一味違ったアレンジが施されています。ミュージカルの為に書き下ろされた曲の中からヴォーカル曲のみを収録していることからサントラという制約を感じさせないオリジナル・アルバムとしての完成度を誇る作品となっています。(国内盤仕様CDあり「ピノッキオ」)

Pooh-38

Pinocchio - Il Grande Musical (2003) CGD east west, 5050466435422.

オリジナル・ミュージカル "Pinocchio" のサウンド・トラックのオリジナル・キャスト版 (2枚組)。Pooh は楽曲提供と音楽監修のみとなっていますが、前作 "Pinocchio" には収録されていない11曲が含まれたミュージカルのオリジナル・サウンド・トラックとしての完全版となっています。Pooh によるオリジナル・バージョンとは異なり、キャストが各パート毎に歌い分けており、随所に台詞が挿入されているなど舞台での模様が疑似体験できる作りになっています。アルバム・ラストは Pooh のメンバー全員と Negrini の共作による6分半に及ぶ壮大なバラード "E' soltanto amore" で締めくくられています。

Pooh-39

Ascolta (2004) CGD east west, 5050467349124.

前作から約1年半振りに発表された Pooh 独特のヴォーカルアンサンブルのバリエーションと Dody の多彩なギタープレイが堪能できる最新作。波の音に導かれて始まる重厚なシンフォニック・ナンバー "Ascolta" によって幕を開け、先行シングルにもなったヴォーカルアンサンブルが心地よい軽快な "Capita quando capita" や、ブラス・セクションが活躍する "Dove sono gli altri tre" など曲もバラエティに富んでおり、それでいてアルバム全体を独特のカラーが貫かれています。また、いつも以上に Dody のギターがフィーチャーされており、曲毎に異なったスタイルの多彩なギタープレイを聴くことが出来ます。最後は Pooh らしいスケールの大きなバラード "Domani" で締めくくられています。(国内盤仕様CDあり「アスコルタ(聞こえし永劫)」)

Pooh-40

La grande festa (2005) Atlantic, 5051011133022 (edizione normale), 5051011133121 (edizione speciale).

デビュー40周年を記念するベストアルバム。新曲 "La grande festa" と "Destini" を冒頭とラストに配し、それ以外は年代順に全33曲を収録した2枚組CDの通常盤と'79年の "Io sono vivo" から最新シングル曲の "La grande festa" までの全20曲のビデオクリップを収録したDVDが付属した限定盤の2種があります。CDにはこれまであまりベスト盤に収録されなかった "Cosa dici di me" や "Tu dov'eri" などが選曲されています。新曲 "La grande festa" はファン60人のコーラスをフィーチャーした軽快な8ビート・ナンバーとなっています。また、ラストの "Destini" はリード・ヴォーカルを次々と繋いでいくミディアム・テンポの曲で、アルバムとしっとりと締めくくっています。DVDはビデオ・クリップの他、当時のライブ映像4曲を含むなど貴重な映像も含まれています。(国内盤仕様CDあり「ラ・グランデ・フェスタ(栄光の祭典)最新ベスト盤」)

Noi con voi (2006) Atlantic, 5051011821820.

40周年を記念して敢行された La Grande Festa Tour 2006 の模様を収録したCD&DVD のライブ盤。CDの方は50回を数える公演からのベスト・テイク24曲に、新曲 "Il cielo non finisce mai" と "L'amore costa" を加えた全26曲。DVDは9/22に Padova の Prato della Valle で行なわれた公演から31曲が収録されています。CDとDVDを併せるとツアーで演奏された曲のほとんどを聴くことができます。CDに収録されている新曲 "Il cielo non finisce mai" はギターのアルペジオで静かに始まり、徐々に盛りあがっていく展開の大きな曲で、"L'amore costa" はギターのリフが印象的な軽快で爽やかな曲です。"DVDには "La gabbia〜Risveglio〜Parsifal (parte2)" のインスト・メドレーやCDでは半分に編集されたアンコールでのメドレー8曲が全曲収録されています。

Noi con voi - versione integrale (2007) Atlantic, 5051442001921.

40周年を記念して敢行された La Grande Festa Tour 2006 の最終日、9/22に Padova の Prato della Valle で行なわれた公演で演奏された全曲を収録した完全版となるCD2枚組のライブ盤。前回唯一収録されなかった "Ci pensero' domani" も収録し、W杯のイタリア代表公式応援歌の "Cuore azzurro" もアルバム初収録です。前回のCDでは編集されていた終盤のメドレーも演奏順に全曲収録されて、ようやくコンサートの全貌を楽しめるようになりました。前回同様、新曲の "Il cielo non finisce mai" と "L'amore costa" も Disc 2 のラストに収録されています。同時発売のDVD版にはコンサートで演奏された全45曲とボーナス映像としてバックステージとインタビューが収録されています。また、映像サイズが4:3から16:9のワイドスクリーンに変更されています。

Beat ReGeneration (2008) Atlantic, 5051442637120.

'60年代半ば〜'70年代初頭にイタリアでヒットしたビート・バンドの曲のカバー・アルバム。どの曲も原曲の雰囲気を残しつつも、特徴的なアレンジやヴォーカル・アンサンブルによって Pooh らしさが全面に出た作品となっています。全12曲中7曲は英米の曲がオリジナルのカバー曲だったりしますが、The Animals の「朝日の当たる家」のカバー "La Casa del sole" や Bee Gees の "To love sombody" のカバー "Cosi' ti amo" といった日本でも原曲が有名なものから Formura Tre の "Eppur mi son scordato di te" や Equipe 84 の "Nel cuore e nell'anima" といった Battisti - Mogol コンビの作品など当時の時代背景を感じさせる絶妙の選曲となっています。

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